不動産鑑定士の試験や、仕事について、転職のポイントなども
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不動産鑑定士になるためには、まず不動産鑑定士の資格試験に合格しなければなりません。
不動産鑑定士としての基礎的な知識が問われる短答式試験を受験し、
それに合格すればより専門的で幅広い知識が要求される論文式試験を受験します。
不動産鑑定士の資格試験は難易度も高く合格率の低い国家試験ですが、
ただ試験に合格するだけで不動産鑑定士になれるというものではありません。
不動産鑑定士になるためには、国家試験合格後に国土交通大臣の登録を受けた
実務修習機関で実務修習を受ける必要があります。
実務修習の期間は試験合格後、毎年12月1日〜翌年の11月30日までの1年間で、
その内容は「講義」「基本演習」「実地演習」です。
講義では前後期、各5日ずつの日程で一般的基礎知識、種別・類型別鑑定評価、
手法適用上の技術的知識などを勉強し、基本演習では初級・中級・上級の各3日ずつ、
実査、評価、鑑定表報告書の作成などを行い、実地演習では鑑定士から鑑定評価報告書の
作成指導を受けます。
実務修習修得後は「小論文」及び「実地演習の事案に対する口頭試問」の修了考査があり、
これに合格すると国土交通大臣から修了を認められ、不動産鑑定士として登録することができます。
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